健康のために、サプリメントを飲んだり、プロテインを飲んだり。
僕もいろいろやっています。
でも、あるときふと思ったんです。
せっかく身体にいいものを摂っても、それを身体の隅々まで届ける「道」が健康じゃなかったらどうなんだろう?
栄養や酸素を身体の隅々まで届けているのが血管です。
その中でも毛細血管はとても細く、全身の組織へ酸素や栄養を届ける大切な役割を担っています。
そこで僕が興味を持ったものの一つが、
シナモン
でした。
調べてみると、シナモンについては血管だけでなく、血糖コントロールや抗酸化作用など、いろいろな研究が行われています。
しかも、普段の食生活に取り入れやすい。
ということで、僕も毎日の習慣としてシナモンを摂っています。
ただし、シナモンなら何でもいいというわけではありません。
僕が選んでいるのは、
「セイロンシナモン」
です。
今回は、僕がなぜシナモンを摂っているのか、そしてなぜセイロンシナモンを選んでいるのかについて書いてみます。
シナモンで「毛細血管が修復する」って本当?
シナモンについて調べると、
「毛細血管を修復する」
という話を見かけることがあります。
これ、本当ならかなり魅力的ですよね。
僕もそこに興味を持った一人です(笑)。
ただ、ここは少し慎重に考えたほうがよさそうです。
シナモンの主要な香り成分の一つである**シンナムアルデヒド(桂皮アルデヒド)**について、酸化ストレスや血管内皮との関係を調べた基礎研究があります。例えば細胞やマウスの大動脈を使った研究では、高血糖によって生じる酸化ストレスを抑え、血管内皮機能を保護する作用が報告されています。PubMed
ただし、これは人間が普段シナモンを食べたときに、
「傷んだ毛細血管が修復されます」
と証明したものではありません。
なので僕としては、
「シナモンを食べれば毛細血管が復活する!」
とまでは考えないようにしています。
それでも、血管や酸化ストレスとの関係が研究されている食品というところに興味を持って、日々の食生活に取り入れています。
血糖値との関係も研究されている
もう一つ、シナモンでよく研究されているのが血糖コントロールとの関係です。
2024年に発表された24件のランダム化比較試験をまとめたメタ解析では、2型糖尿病の人でシナモンを摂取したグループは、対照群と比較して空腹時血糖やHbA1cなどの指標が改善したと報告されています。PubMed
また、肥満のある糖尿病予備群の成人18人を対象とした別の2024年の試験でも、1日4gのシナモンを摂った期間には、プラセボ期間より24時間の血糖値が低かったと報告されています。PubMed
「じゃあシナモンを食べれば血糖値対策はバッチリ!」
……とは、残念ながら言えません(笑)。
研究によって結果にはばらつきがあり、米国のNCCIH(国立補完統合衛生センター)も、現時点ではシナモンが糖尿病などの健康状態に有効だと明確に結論づけられるだけの研究結果はないとしています。NCCIH
なので、僕は薬や治療の代わりとしてシナモンを摂っているわけではありません。
毎日の食生活の中で無理なく取り入れられる食品の一つ。
そのくらいの位置づけです。
シナモンと抗酸化作用
シナモンについて僕がもう一つ興味を持ったのが、抗酸化作用です。
僕たちの身体では、日々「活性酸素」が発生しています。
活性酸素そのものが悪者というわけではありませんが、増えすぎると酸化ストレスにつながり、細胞や組織へ影響を与えることがあります。
シナモンにはポリフェノールなどさまざまな植物由来成分が含まれていて、抗酸化作用についても研究されています。
近年の複数のメタ解析をまとめたレビューでも、シナモンは抗酸化能などへの作用が示唆されていますが、研究対象や摂取量などに違いがあり、健康効果を断定できる段階ではありません。PubMed
ここでもやっぱり、
「シナモンを摂れば老化防止!」
みたいには考えないほうがいいでしょう(笑)。
僕にとっては、いろいろな食品の一つとして取り入れる。
それで十分だと思っています。
シナモンには種類がある
そして、ここからが僕が今回一番伝えたいところです。
スーパーなどで「シナモン」と書かれて売られていても、実はシナモンにはいくつか種類があります。
大きく分けてよく知られているのが、
セイロンシナモン
と、
カシアシナモン
です。
僕が普段使っているのは、セイロンシナモンです。
その理由が、
「クマリン」
という成分です。
僕がセイロンシナモンを選ぶ理由
クマリンは植物に含まれる天然成分ですが、多量に摂取すると一部の人では肝臓に悪影響を及ぼす可能性があります。
そして、カシアシナモンはセイロンシナモンと比較して、一般にクマリンを多く含みます。
ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、クマリンの耐容一日摂取量を体重1kgあたり0.1mgとしており、シナモンを頻繁に多く使う人には、クマリンの少ないセイロンシナモンを選ぶことを勧めています。NCCIH
だからといって、
「カシアシナモンは危険だから食べてはいけない!」
という話ではありません。
シナモンは通常、香辛料として使う程度の量なら安全性に大きな問題はないとされています。NCCIH
ただ、僕の場合は一度きりではなく、毎日の習慣として長く摂るつもりです。
だったら、
「クマリンの少ないセイロンシナモンを選んでおこう」
という考えです。
僕は毎日のココアに入れています
では、僕がどうやってシナモンを摂っているかというと……
ものすごく簡単です(笑)。
毎日飲んでいるココアに混ぜています。
シナモンだけを毎日摂ろうとすると、
「今日はシナモンを摂らなきゃ」
となってしまいます。
でも、もともと飲んでいるものに少量加えるだけなら簡単です。
特別なことをしている感じもありません。
毎日の習慣にしてしまえば、
「健康のために頑張って続けている」
という感覚すら、だんだんなくなってきます。
僕には、このくらいがちょうどいい。
たくさん摂ればいいわけではない
健康によさそうなものを見つけると、
「じゃあ、たくさん摂ればもっといいんじゃない?」
と思いたくなります。
でも、食品やサプリメントについて調べていると、どうもそう単純ではありません(笑)。
シナモンについても同じです。
研究で使われているシナモンの種類や量はさまざまで、一般的な食品として摂る場合の「これが健康のための最適量」という数字が決まっているわけではありません。NCCIHも、食品に通常使われる量なら概ね安全とする一方、大量または長期間の使用では、特にクマリンを多く含むカシアで問題になる可能性があるとしています。NCCIH
だから僕は、
「効かせるために大量に摂る」
ということはしていません。
あくまで食品として、毎日のココアに少量。
そして続ける。
それだけです。
まとめ
僕がシナモンを摂るようになったきっかけは、
「身体に取り入れた栄養を運ぶ血管も大事なんじゃないか?」
と考えたことでした。
そこから調べてみると、シナモンには血管・血糖コントロール・抗酸化などについて、さまざまな研究があることを知りました。
ただし、
「シナモンを摂れば毛細血管が修復する」
「シナモンを摂れば血糖値が下がる」
と単純に言い切れるものではありません。
それでも僕にとっては、普段の食生活に簡単に取り入れられて、長く続けやすい食品の一つです。
そして毎日使うものだからこそ、僕はクマリンの少ないセイロンシナモンを選んでいます。
高価なものを一度だけ試すより、
無理なくできることを、毎日少しずつ。
……あれ?
またこの結論になりました(笑)。
どうやら僕は最近、
「コツコツ続ける」
というのが好きみたいです。
シナモンも、これからあるがままに続けてみます。
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